今回の舞台は、兵庫県・淡路島。瀬戸内海に浮かぶこの島は、都市部から日帰りも可能な近さでありながら、"生産地であることの豊かさ"をそのまま食卓に運んでくれる場所。本記事では、SANU 2nd Home 淡路島1stへ向かう道中の買い出しスポットから、西海岸で出会う夕日、翌日に少し足を延ばして訪れたい一軒まで、淡路島での1泊2日の過ごし方をご紹介します。
【1日目】橋を渡り、島の恵みを買い込んで海辺の丘へ
神戸側から明石海峡大橋を渡ると、車窓には一気に瀬戸内海の景色が広がる。チェックインの前にドライブがてら向かったのは、淡路島の新鮮な食材を手に入れられる店の数々。
淡路島は昔から温暖な気候と豊かな海に囲まれ、「御食国(みけつくに)」とも呼ばれた色の宝庫だ。柑橘や玉ねぎのみならず、お米や牛、海の幸、レタスなど、美味しい食材をあげ始めたらきりがない。淡路島の暮らしを満喫するためにも、食材調達は欠かせないのだ。

📍フローラルアイランド
道の駅東浦バスターミナルパーク内にある農産物直売所。毎朝、農家が育てた野菜がずらりと並び、淡路島みやげや淡路島牛乳も手に入る。淡路島産の玉ねぎを買うならまずここ。営業時間9:00〜18:00(年始以外無休)。
📍ブランジェリー・フルール
早朝から営業する町のパン屋さん。全商品に国産小麦を使用し、懐かしい味わいの惣菜パンが人気だ。営業時間7:00〜18:00(月・水定休)。翌朝の朝食用に、パンはここで多めに買っておきたい。
📍北坂養鶏場 直売所
日本在来種の純国産鶏「もみじ」「さくら」を、水とエサにこだわって育てる養鶏場の直売所。営業時間10:00〜16:00。
📍濵西商店
1頭買いの肉を仕入れる精肉店。鮮度管理にこだわり、冷蔵ショーケースでの展示販売は基本行わず、注文後にカットして提供するスタイルだ。電話での事前予約も可能。営業時間9:00〜19:00(店休日はInstagramで要確認)。
買い揃えられない食材があったら、拠点近くのマルナカ 東浦店に立ち寄れば安心。今夜作るのは、淡路島の玉ねぎと野菜をたっぷり使ったシンプルな一皿。参考にしたいレシピはこちら。
15:00 淡路島1stへチェックイン
海を望む高台に建つ、連棟・スタジオタイプの「RAY」。敷地内にはクロマツやイチジク、柑橘などを植えたエディブルガーデンも。荷物を下ろしたら、まずはひと息。チェックイン直後は、部屋に着いた安心感でゆっくり過ごすのがちょうどいい時間だ。

17:00 夕日が美しい西側エリアへドライブ
淡路島は、東側は海から昇る日の出が、西側は海へ沈む夕陽が美しい島だ。室内で少し休んだら、夕日の時間を狙って車で西側エリアへドライブへ。
📍多賀の浜海水浴場
淡路島で2番目に大きい人工ビーチ。遠浅で水質もよく、家族連れにも人気。夕方に訪れれば、海に沈んでいく夕日が美しく見える(海水浴の開設期間は例年7月中旬〜8月末、時期外は遊泳不可のため要確認)。

キャビンへ帰宅し、夕食の準備
買い込んだ淡路島産の野菜と濵西商店の肉を使って、シンプルな一皿を仕上げる。
淡路島は玉ねぎだけでなく、米や野菜、肉まで一通り生産している島だ。特別な調味料に頼らなくても、素材そのものを塩・コショウとハーブでシンプルに焼くだけで、味の輪郭がはっきりと立ち上がってくる。ワイングラスを合わせて、まずは1日目の乾杯だ。

【夕食のメニュー例】 ・牛肉のスパイスステーキ(淡路島産玉ねぎ・野菜) ・淡路野菜のサラダ・北坂養鶏場の卵を使ったオムレツ ・冷蔵庫からナチュラルワインを1本
【2日目】お風呂から日の出を見る贅沢
早起きして、海の日の出をお風呂から
翌朝は少し早起きをしたい。淡路島1stは大阪湾を望む高台に建っているため、部屋のお風呂から日の出を眺めることができる。予定を詰め込まず、自然の時間の流れに合わせて過ごすこと。それが、この島でのいちばんの贅沢だ。
少し足を延ばして、awabi wearとVIORIN食堂&カフェへ
チェックアウト後、時間に余裕があったので少し南方へ足を延ばした。
📍Awabiware(あわびウェア)
珉平焼(淡路焼)のスタイルに学びながら制作された日用食器のギャラリーショップ。マットな質感で、淡い色合いの日常に馴染むシンプルな食器が並ぶ。営業時間10:00〜17:00(年末年始以外無休)。
📍食堂カフェ VIORIN
淡路島出身の女性オーナーが営むレストラン。地物の新鮮な野菜を使った島定食が評判だが、3日前までの事前予約が必須。営業時間11:30〜16:00(月・木・金定休)。訪問を組み込むなら、旅程を決めた時点で早めに予約の連絡をしておきたい。
旅のふりかえり
淡路島の魅力は、派手な観光地ではなく生活の豊かさにあった。買い出しの過程そのものが島での暮らしの一部になり、素材のよさに任せてシンプルに調理するだけで、食卓は十分に満たされる。 そんな1泊2日は、次に訪れる日を自然と心待ちにさせてくれる。