日差しはやわらかく、海風に少し冷たさがまじる季節になりました。愛犬と、海辺の町へ出かけてみませんか。 伊豆の東海岸、富戸。SANU 2nd Home 伊豆1stは、窓の向こういっぱいに海が広がる場所にあります。 朝はテラスで波の音を聞きながらコーヒーを淹れ、少し車を走らせて、海沿いの遊歩道を歩く。行き先や歩く速さは、隣を歩く愛犬の様子を見ながら決めていけばいい。 この記事では、拠点まわりの散歩から、車を降りて歩く道、訪ねたい場所、そして1泊2日のモデルプランまで、愛犬と過ごす伊豆の旅をたどります。
少し足を伸ばして、城ヶ崎の海へ

部屋の窓から海を眺めていると、もう少し近くで波の音を聞きたくなります。そんなときは、車で10分ほど走って城ヶ崎海岸へ。
伊東市営の門脇駐車場に車を停めたら、そこから先は愛犬と歩く時間です。溶岩がつくった断崖に沿って、林のなかを抜ける遊歩道が続いています。
駐車場から歩いていくと、門脇つり橋があります。長さ48m、海面からの高さは23m。愛犬が足元の揺れを気にするようなら、無理に渡らなくても大丈夫です。陸側の迂回路から、橋と海を眺められます。
門脇灯台のそばを過ぎ、さらに南へ。伊豆海洋公園までは、灯台から歩いて40分ほどの道のりです。行けるところまで歩いて、折り返してもいい。
秋から冬にかけては、道ばたにツワブキやイソギクの黄色い花が咲きます。愛犬はふいに足を止め、花のあいだに鼻先を入れて潮のにおいと土のにおいを確かめて、また気が済んだように歩き出すでしょう。
そのあいだ、人は木々のすき間からのぞく海を眺めたり、波が岩に当たる音に耳をすませたり。犬の寄り道に付き合う時間が、あとから思い返すと、いちばん旅らしい時間だったりします。
海沿いの道は岩場や階段が多く、林のなかは足元が滑りやすいところもあります。歩きやすい靴で、リードは短めに。
駐車場:伊東市営門脇駐車場(15分まで無料、以降有料)
🚗伊豆1stから車で約10分
愛犬と訪ねたい、4つの場所

📍ケニーズハウスカフェ 本店
高い天井のログハウスと、中庭のテラス席があるカフェです。愛犬と過ごせるのはテラス席で、雨の日にも対応しています。
看板は、ビーフシチューにハンバーグを合わせたランチ。伊豆の牛乳を使ったソフトクリームや、伊豆高原ブレッドのホットドッグはテイクアウトもできます。食後にソフトクリームをひとつ頼んで、テラスで愛犬ともう少しだけ過ごすのも。
犬の同伴:テラス席のみ(店内不可)
営業時間:平日10:00〜17:00、土曜・祝前日9:00〜、日曜9:00〜18:00
🚗伊豆1stから車で約12分
📍愛犬の駅 伊豆高原
ドッグカフェを中心に、屋外・屋内のドッグラン、愛犬グッズや伊豆のお土産のショップが集まった施設です。テラス席では、愛犬と一緒にランチがとれます。ドッグランで少し体を動かしてから、テラスでひと休み。ショップに並ぶ愛犬グッズから、旅の記念にひとつ、一緒に選んでみるのも。
犬の同伴:テラス席で愛犬とランチ可、屋外・屋内ドッグランあり(足湯はペット不可)
料金:屋外ドッグラン 1頭1,000円・飼い主1人400円
営業時間:10:00〜18:00(無休、年3日程度メンテナンス休館あり)
🚗伊豆1stから車で約7分
📍食事処 ぼら納屋
城ヶ崎海岸の門脇つり橋の近くにある食事処です。江戸時代のはじめにボラ漁のために建てられた漁師小屋を再現した建物で、海沿いの遊歩道を歩いたあとに立ち寄れます。
看板は、金目鯛と伊勢海老の料理。伊豆近海でとれた魚介も味わえます。遊歩道で潮風に吹かれたあとの昼ごはんに、海の町らしい一皿を。
犬の同伴:可【要確認:条件】
営業時間:11:00〜15:00
定休日:木曜日(8月は不定休、仕入れや天候により変更あり)
駐車場:約100台(普通車1日500円)
🚗伊豆1stから車で5分
📍魚むら
富戸駅前にある、鮮魚と惣菜のお店です。伊豆1stには食事の用意がありません。今夜の食卓は、ここで整えます。
事前に予約しておけば、当日は店先でさっと受け取るだけ。愛犬を長く待たせずにすむので、チェックイン前の立ち寄りにちょうどいい距離です。
海辺の町で選んだ魚を部屋に持ち帰り、海を眺めながらの夕食に。
犬の同伴:事前予約・店頭受け取り(店内への犬の同伴はできません)
営業時間・定休日:月曜~金曜9:00~18:00
🚗伊豆1stから車で2分・徒歩20分
モデルプラン:愛犬と過ごす伊豆、1泊2日
1日目

11:30 ケニーズハウスカフェでランチ
海沿いの道を走ってきたら、拠点に向かう前にまずランチへ。中庭のテラス席で、ビーフシチューとハンバーグのランチを。足元で伏せる愛犬と一緒に、旅のはじまりの時間を過ごします。
13:00 愛犬の駅 伊豆高原のドッグランへ
長いドライブのあとは、愛犬が思いきり体を動かす番。走りまわる姿をテラスから見守り、ショップで愛犬グッズをひとつ選んだら、車に戻ります。
14:30 魚むらで夕食を受け取り
前日までに予約しておいた鮮魚と惣菜を、富戸駅前で受け取ります。愛犬を待たせるのは、ほんの少しのあいだだけ。
15:00 伊豆1stにチェックイン
荷物を置いたら、テラスの窓を開けて潮風を入れます。部屋のにおいを確かめながら歩きまわる愛犬を、ソファから見守って。
16:00 部屋でゆっくり
海を眺めながら、露天の湯で体を温めて。ドッグランで遊んだ愛犬は、窓辺でまるくなっているかもしれません。
18:30 部屋で夕食
魚むらの刺身と惣菜を並べて、窓辺の食卓へ。
日が落ちると、窓の外の海は暗くなり、波の音だけが残ります。
グラスにワインを注ぐと、足元では、一日歩いた愛犬が寝息を立てています。
2日目

7:00 朝の散歩
ひんやりと澄んだ朝の空気のなか、拠点のまわりを短く一周。昨日とちがう場所で、愛犬が立ち止まります。
8:30 テラスでコーヒー
波の音を聞きながら豆を挽き、コーヒーを淹れて。チェックアウトまでは、本を読んだり、もう一度湯に浸かったり。
11:00 チェックアウトして、城ヶ崎海岸へ
門脇駐車場に車を停めて、つり橋から灯台、伊豆海洋公園の方へ。岩場では愛犬の足元に合わせて、ゆっくりと。行けるところまで歩いたら、折り返して駐車場へ。
13:00 ぼら納屋でランチ
遊歩道を歩いたあとは、つり橋近くのぼら納屋へ。金目鯛の料理を前に、足元の愛犬と一緒に、旅の終わりの時間を過ごしてから帰路へ。

この旅で歩いた道、立ち止まった場所、選んだもの。どれも、隣にいた愛犬と一緒に決めたものでした。
家に帰ってからも、いつもの散歩道で愛犬が足を止めると、少しだけ待ってみたくなるかもしれません。伊豆の海辺を並んで歩いた時間は、そんなふうに日常へ続いていきます。