暮らすように泊まる軽井沢。
家族の日常をひらく、新しいローカルのかたち
エリアガイド
#軽井沢#友達#家族

暮らすように泊まる軽井沢。
家族の日常をひらく、新しいローカルのかたち

軽井沢と聞いて、どんな景色を思い浮かべるでしょうか。
 歴史ある別荘地、避暑地、少し背伸びした非日常。 けれど今、この街ではもうひとつの顔が育っています。
 地元の人、移住者、Uターンした若い世代。
 多様なプレイヤーが関わりながら、「日常の延長線上にある豊かな暮らし」を再定義している軽井沢。SANU 2nd Homeで“暮らすように泊まる”ことは、
 その変化の途中に、そっと入り込むことでもあります。

街の魅力は、いつの時代も、そこで生きている人たちが作り出している。

SANU 2nd Homeが、周辺エリアの魅力を「人」に軸足をおいて紹介する「good people, good vibes」。厳選されたスポットに足を運べば、その土地の空気感や雰囲気を感じ取れ、“暮らすように旅をする”、きっかけになるはず。

今回訪れたのは、日本を代表する避暑地・軽井沢。浅間山の噴火が作り上げた険しくも雄大な地形は、この地特有の冷涼な気候を育み、古くから人々を惹きつけてきました。そんな豊かな自然に溶け込むように、SANU 2nd Homeも複数の拠点を構えています。

江戸時代まで中山道の宿場町として栄え、明治以降は西洋に似た気候風土から別荘地・避暑地として開拓されてきたこの街。時が経った今も、さまざまな人たちが行き交い、新たな風が吹いてきているそんなエリア。ここには、どんな風景が流れているのだろうか。


📍1|シオルベーカリー
こだわり抜かれた生地の味

軽井沢の別荘地の中をはしる1000M林道。この林道沿いにあるのが「シオルベーカリー」。周りの景色の中に溶け込んだシンプルな外観のお店の扉を開けると、入り口の窓から差し込む柔らかな太陽の日差しを浴びたショーケースのパンたちとまず目が合う。

東京と京都のベーカリーで10年間修行したのち、地元・軽井沢に帰ってきて開業をした小須田さんのこだわりはパンの生地にある。パンの旨みのベースにある小麦のデンプン。この甘みを最大限に引き出すために、パン作りには必要な塩と砂糖をあえて引き、必要最小限に使うことでそれを実現する。「シオルベーカリー」のパンを一口食べれば、小麦本来の甘みや香りを感じるだけでなく、体の中に“透明”な何かが入り込む。澄んだ感覚でお腹の中が満たされていくのを感じ、自然と頬がゆるんでしまうことだろう。

小須田さんのおすすめは、何といっても「シオルソフト」。食パンとバゲットのハイブリッドとして表現されたそのパンは、食感は食パンだけれど、味はフランスパンという、実にいいとこ取りの一品だ。朝食や夕食などのお供に欠かせないここだけで味わえるパンはぜひ手に入れたい。

Wonder Tips
・シオルソフトは予約必須
・くるみ・無花果・レーズンがカンパーニュ生地に入った「ライフルーツ」をワインのお供に
・空気の澄んだバルコニーで、淹れたてのコーヒーとトーストしたパンを頬張る

Information
〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉5568-2
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📍2|Horse and the sun
顔の見えるネイバーフッド

「こんにちは!」
お店の扉を開けると、決まりきった「いらっしゃいませ」ではなく、友人を家に招き入れるようなそんな声で迎えてくれる。東京から移住した木工作家の高橋主馬さんと食品関連でキャリアを重ねた高橋今日子さんご夫婦が2024年6月にオープンしたカフェ併設のグロッサリーショップだ。軽井沢という土地は観光客向けのお店が多い。その反面、ここでは地元の方たちが普段使いできるようなラインナップの食材や食料品がきれいにディスプレイされている。その店内のカウンター越しにはその日に揚げたドーナツのいい匂いが漂ってくる。

ラインナップは「自分たちが食べたり、使い続けたいもの」と今日子さんは語る。顔の見える関係性の中でセレクトされた一点一点のものに添えられた手書きのポップを読めば、それらのものたちへの愛情を感じ取ることができるはずだ。

カフェスペースでレマン湖を眺めながら、ランチやブランチなどをゆったりと堪能できる。移住をされたお二人にお気に入りの過ごし方を聞いてみると、「ただただ、ぼーっとすること」とのこと。地元のシンプルな食材たちと静かな湖を眺めていれば、日常の疲れを忘れさせてくれるはずだ。自分の身の回りのアイテムを選んでいるうちに、気持ちが少し前向きに変化していることに、ふと気がつくだろう。

Wonder Tips
・プラントベースの材料でできたドーナツは朝9時台にラインナップが揃う
・薄切りのハムは量り売りのテイクアウト可。新鮮な食材も揃うのでキャビンで自炊すればご馳走に
・チェックアウト後にもう一度立ち寄り、自分へのギフトを買ってかえる

Information
〒389-0113 長野県北佐久郡軽井沢町発地348-55
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📍3|一年
旅の記憶を、日常の味へ


旅の醍醐味といえば、その旅先での“出会い”。それが人なのかモノなのか、はたまた味なのか。軽井沢レイクニュータウン内でお店を構える「一年」の店主・吉崎さんのそれは“味”だった。

2024年6月、いつか行ってみたいと思っていた憧れの北欧・フィンランドに友人夫婦たちと1ヶ月間の旅に出た。現地では森と湖の国という代名詞がつくフィンランドの自然体の暮らしやライフスタイルに魅了されたという。この1ヶ月の旅の経験を1年間限定として借りたお店で表現したいと同年9月に「一年」をオープンした。

お店のおすすめは、何といっても旅先の味で衝撃を受けたシナモンロール。フィンランド語でシナモンロールを意味し、直訳すると「つぶれた耳」を表す独特の見た目、そしてカルダモンたっぷりの現地の味を再現している。もう一つの人気メニューは同じ旅の中でよく食べたというサーモンスープ。現地ではシンプルに塩とたっぷりのバターで味付けされているものが多かったものの、料理家として日本の方たちの舌にも馴染み深いようにと昆布の旨みをプラスして作っているそう。

店主の旅先での出会いを体験すれば、あなた自身の新たな出会いのきっかけの扉が開きそうだ。

Wonder Tips
・サーモンスープ・シナモンロール・コーヒーを注文し、“口福”度のあがるランチを
・毎月製作している旬の果物で作るオリジナルジャムも旅の記憶としてお土産に持ち帰りたい

Information
〒389-0113 長野県北佐久郡軽井沢町発地553-3
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📍4|カフェ・ル・プティ・ニ・トロワ
日常の小さな鳥の巣へ

旅の高揚感というものも、その状態が長く続いていると少し疲れてしまうことも。

そんな時、ひと呼吸するのに立ち寄りたいのが、南軽井沢にある「カフェ・ル・プティ・ニ・トロワ」だ。ヨーロッパの旧市街地にありそうな趣のある外観。そのイメージに相応しく、扉を開けるとジャズをBGMにマスターの谷口さんご夫婦と常連さんたちの楽しい会話が聞こえてくる。ここはまさしくこころのオアシスとなるような喫茶店なのだ。

1978年に東京・早稲田に産声をあげた「カフェ・ル・プティ・ニ」。2店舗目の目白を経由したのち、2009年に現在お店を構える南軽井沢に移住とともにオープンした。店名にある「カフェ・ル・プティ・ニ」は全てフランス語で綴られ「小さな鳥の巣」を意味する。そうした居心地の良い空気感や雰囲気を意識しているそう。そして3つ目の店舗となったので、数字の3を意味する「トロワ」を付けたのだという。谷口さんがコツコツ買い付けをして集めた英国のアンティーク家具やインテリアと漆喰の店内の壁、自然光とその陰影、これらが織りなす雰囲気はここだけの体験となるはずだ。

南軽井沢の店舗を作る時に、念願だった焙煎機も導入した。一口飲めば、昨今の浅煎りコーヒーブームとは一線を画す、喫茶店のコーヒー特有のボディーがしっかりとした味わい。そしてこのコーヒーと合わせていただきたいのが、名物「フレンチトースト」だ。一晩つけておいてから作るフレンチトーストは、もはや、ふわふわのプリンを食べているのではと勘違いをしてしまうほど。

お店の窓の外には鳥の餌台や小屋に時たま集まる野鳥たちの姿を見ながら一人でゆっくりと本を読んでもいい。複数人で来ても、普段話すことのできない言葉が紡がれ、気づいた時にはこころが通い合っていく。ここには、そんな時間が流れている。

Wonder Tips
フレンチトーストにありつきたい方は予約必須、無くなり次第終了
・読みかけの本などを持ってゆったりと過ごすのがおすすめ

Information
〒389-0113 長野県北佐久郡軽井沢町発地1398-457
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📍5|CORNER SHOP MIYOTA
ローカルコミュニティの今

現在進行形のローカルの空気感を感じたい時に訪れるべき場所は御代田町の穴場ともいうべく「CORNER SHOP MIYOTA」だ。軽井沢の隣に位置する御代田町はこの数年、子育て環境を求めた「教育移住」だけでなく、クリエイターたちが移住先に選ぶケースも増え、自然発生的に面白いローカルカルチャーが生まれてきている。

「CORNER SHOP MIYOTA」のオーナー・前村達也さんもまさしくその移住の先駆者といってもいい存在だ。東京・六本木にある21_21 DESIGN SIGHTのプログラム・ディレクターとして数多くの展覧会を企画しながら、2017年ごろから御代田町に通い始め、2021年に腰を据えて暮らそうと決心し移住をしたそう。

まず、お店のスタッフと一緒にスパイスをブレンドして作ったというブラックペッパーの効いた美味しいチャイをいただく。移住してきてからの変化を前村さんにたずねると、「自分の時間軸の中に何かを作っている時間を意識的に取り入れている」と答えてくれた。その言葉を受けて改めて店内を見回すと、店内で食べられる焼き菓子やドリンク、奥の棚にディスプレイされている地元の作り手さんたちが作ったアイテム、全て誰かの手から生み出されたということに気がつくだろう。こうしたものが集まることで、洗練された空気の中に「作る」という行為に宿る確かな人の温もりや手触り感が感じられる。

金曜日と土曜日には「サカバ 角」と題したバー営業も行なっている。御代田駅の目の前ということもあって日中は近隣で別の仕事をしながら、夜はバーテンダーとなる方もいるそう。「CORNER SHOP MIYOTA」に足を踏み入れれば、このエリア周辺のリアルな生活やコミュニティの今を垣間見ることができるはずだ。

Wonder Tips
・パンチの効いたチャイはここでしか味わえない
・金曜日と土曜日に営業している「サカバ 角」はディープなローカルカルチャーを体感できる
・スタッフさんに周辺のおすすめスポットを聞いて、クリエイティブな街・御代田を散策

Information
〒389-0206 長野県北佐久郡御代田町栄町2422-55
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📍6|pace around
暮らしのピースを探す旅

旅で日常生活を離れると、自分たちの生活周りのものを見直したくなる方も多いのではないだろうか。御代田町の森の中にひっそりと佇む「pace around」はまさしくそういった時にうってつけ。店名の「pace around」は歩き回るという意味。衣食住の普段使いのアイテムがところ狭しと並んでいて、自然と色々な場所を歩き回っている状態になっていることに気がつくはずだ。ヴィンテージ家具、照明、テーブルウェア、オブジェやアクセサリーに古本だけでなく、コーヒーやワイン、自家製パンまでもが一同に集まるショップは都心であってもなかなか見つけることは難しい。

ショップのスタート当初から今のラインナップでお店をやっていたかといえばそうではない。東京の家具屋で働いていたオーナーの山岸さんが信州に戻ってきて、元はヴィンテージの家具だけを扱うお店としてスタートさせた。けれど家具だけのアプローチだけでは物足りなく、そこから派生していく生活シーンをイメージしてラインナップのジャンルが有機的に徐々に広がっていったそう。午後に焼き上がるパンは、ほとんどが食べきりサイズになっているのも夜に食べきってほしいという思いも込められている。

ここで、あなたの暮らしに足りなかったピースを見つけられるかもしれない。

Wonder Tips
・陽が暮れる頃の店内の明かりが店内のインテリアを美しく彩る
・ブランチに、素敵なインテリアに囲まれた店内でパングラタンを
・旅で得たインスピレーションに合う雑貨を手に入れて帰路へ

Information
〒389-0201 長野県北佐久郡御代田町塩野400-158
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writers note
誰しも「軽井沢」というワードを聞くと、少し背伸びした非日常をイメージしてしまうかもしれない。けれど今、この街ではもうひとつの顔が育ってきている。他の土地で経験を積み、それらを自分たちの日常の延長で表現としてお店をオープンするという空気感があった。多様なプレイヤーたちが関わりながら、「これからの豊かな暮らし」を再定義している軽井沢。SANU 2nd Homeに滞在しながら “暮らすように旅をする”ことは、その変化の途中にそっと身を置くことなのかもしれない。

writers profile
岩井 謙介(いわい・けんすけ)
東京都出身。2021年に長野・上田へ移住。「スローリビングの探求」「自然との調和」「ケアの実践」をテーマに夫婦で営むショップ『面影 book&craft』の店主。共感やご縁を軸に、国内外のデザインプロダクトや本をセレクトしている。店舗運営の傍ら、物事の背後にある風景を言葉と写真で表現する編集者としても活動。先祖から受け継いだ計1000平米の田畑では、耕さず・農薬も肥料も使わない「自然農」に取り組み、四季のうつろいに寄り添う暮らしを実践中。

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