樹木の間に浮かぶ高床の集落。建物の下には高床に登る階段があり、上がっていくと徐々に見えてくる美しい海。内部は曲面の漆喰で包まれた白い抽象的な空間。そこに開けられた大開口から美しい自然が飛び込んでくる。波の音を聞き、皆で大きなテーブルを囲い、海風を感じながら、床座で島時間を過ごす。そんな静かでゆったりとした時間を過ごしてもらうことを考えた。
1976年愛媛県生まれ。1999年東京大学卒業。2001年同大学大学院修了。2001-06年伊東豊雄建築設計事務所。2007年より SUEP.主宰。2009-11年横浜 国立大学 Y-GSA 設計助手。2020年より九州大学大学院准教授。 東京と福岡と台湾を拠点に国内外で活動する建築家ユニット SUEP.(スープ)。地球環境をテーマに掲げ、風や熱などのシミュレーション技術を用いて、資源やエネルギー循環に至る自然と建築が共生する新しい時代の環境建築デザインを手がけている。