当時の職人による丁寧な手仕事部分は残しつつ、新旧が共存する居心地と少しだけピリッとした空間を目指しました。ガラス天井をカバーするラタン天井から降り注ぐ、柔らかな光に包まれるダイニング。高い天井をもつキッチンスペース、和室をリノベーションしたリビングなど多様な空間。そして下田の圧倒的な海岸での体験のコントラストによって、日常とは違うけれどゆったりとした気持ちの良い時間になることと思います。
横浜国立大学建築学科卒。設計事務所でのキャリアを経て、2002年に「super robot」に参画し、オリジナル家具や照明器具を手掛ける。2005年より「芦沢啓治建築設計事務所」主宰。「正直なデザイン/Honest Design」をモットーに、クラフトを重視しながら建築、インテリア、家具などトータルにデザイン。国内外の建築やインテリアプロジェクト等を手掛けるほか、東日本大震災から生まれた「石巻工房」の代表も務める。